レザーはクリーニングが必要?業界34年の私が失敗のない出し方を解説

ラムレザーのメンテナンス
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レザーマイスターnob
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レザージャケットってシーズン

終わったらクリーニング出した

方がいいんですか?

よくいただく質問です

 

 

羊子ちゃん
羊子ちゃん

ウールコートやダウンは

毎年クリーニング出すから

レザーも出さないと心配

 

 

このブログは

 

  • 秋や冬に着たレザーをクリーニングに出した方がいいかわからない人
  • レザーのクリーニングをどこに出したらいいのかわからない人
  • レザーのクリーニングのタイミングがわからない人

 

に向けて書いています。

 

結論!レザーを毎年クリーニングに出すのは絶対NG

 

むやみにレザーをクリーニングに出してしまうとレザーの良さを楽しめなくなるだけでなく、素材が傷み寿命も縮めます。

 

これを書いている私

22歳から57歳の現在に至るまで34年間レザー業界で仕事をしています。

商品開発・営業・販売・広報まで様々。

現在は全国の大手百貨店で展開。

レザーマイスターとして全国の百貨店からお声がかかり多くのお客様にご紹介しています。

知識や経験においては日本でもトップクラスだと思います。

[レザーの商品開発]と[レザー専門の販売]どちらかだけ、という方はいますが、両方の業務に30年以上携わっている人はいないから。

そんな私がラムレザーの豆知識やメンテナンス、またよくお聞きするお悩みについても書いていきいと思います。

 

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レザーはクリーニングが必要?業界34年の私が失敗のない出し方を解説

レザーを毎年クリーニングに出すのは完全NG

きれい好きな日本人はレザーに限らずお洋服をシーズンごとにクリーニングに出す方が多いですよね。

 

「レザーは毎年クリーニングに出さなくていいんですか」

そんな質問をよくいただきます。

 

いやいや

レザーはあまりクリーニングに出さない方がいいのです。

なぜならレザーの良さを奪ってしまうから。

 

次の章ではなぜクリーニングに出さない方が良いのか、についてお話ししたいと思います。

 

 

レザーをクリーニングに出さない方がよい4つの理由

昔に比べると技術も向上し、きれいに上がるようになりました。

 

しかしクリーニング出しをするということは、天然素材に対し、人工的に手を入れるということ。

ダメージを与える可能性があるので頭に隅に入れておくといいでしょう。

 

①硬くなる

 

着こんだレザーは体温と動きで柔らかくなっています。

 

しかしクリーニングのように人工的な加工をすると硬くなる可能性があります。

 

②色が変わることがある

 

最近の技術だと大きく色が変化することはありませんが、色のトーンやニュアンスが変わる場合があります。

 

③風合いが損なわれる

 

人工的な加工を施すと、しっとりしていたレザーがドライなタッチになったり、表面のツヤ感などが変わってしまう場合があります。

 

④期待するほどきれいにならない場合がある

 

特にスエードにみられますが、期待するほどきれいにならない場合があります。

 

生地の衣類のクリーニング上りのイメージとは少し異なります。

 

レザーのクリーニング出しは「ひどく汚れた時とカビが生えた時」だけ

 

①レザーがひどく汚れたとき

 

大きく汚れをつけてしまった時だけクリーニングに出してください。

 

その際はなるべく早く加工出しすると汚れが落ちる確率がグンと上がります。

 

②カビが生えた時(条件あり)

 

一度カビが生えてしまうと繰り返し発生する可能性があります。

 

乾いたタオルでカビを取り、カビ取り希望として業者に持ち込んでください

 

状態によりクリーニングができない場合があります。

 

レザーのクリーニングと同時にこんなこともできるよ

しみとり

 

シミをつけてしまったらなるべく早くにお出しください。

 

ボールペンとり

 

ボールペンをつけてしまった場合、すぐであればレザー専用の汚れ落としで落ちますが、時間が経つと取れなくなります。

 

加工出しするときれいになりますので、お出しください。

 

私が20年近く使っている汚れ落としはトーエーのスペシャルクリーナー

色々使ってみた結果、これが一番汚れが落ちます。

靴やバッグ、ソファなどにも使えるのでご自宅に1本あると便利です。

汚れの落とし方はコチラ

調べるのが面倒な方は写真をクリックするとAmazonのスペシャルクリーナーのページにジャンプします。

 

色掛け

  • ポケットの部分がスレて白っぽくなった。
  • 転んで部分的に表面が剥げその部分だけ色が変わってしまった。

 

こんな場合には色掛けの加工をします。

 

周囲の色と合わせて目立たなくすることが可能です。

お気に入りのレザーコート、背中を擦ってしまいお持ち込みになりました。

目立たなくなる大変喜んでいただけました。

 

※部分的な色掛けは可能ですが、全体の色の染め直しはトラブルが多いため最近では承る業者がほとんどなく、できないと思っていただいくと間違いありません。

レザーのクリーニング|おすすめの業者はここ

 

東京ホールセール

昭和30年設立の専門の会社です。

レザーはウエアだけでなく、靴・バッグなどの服飾雑貨、毛皮、着物、布団などのクリーニングも可能です。

 

レザーの専門としては一番安心なので「東京ホールセール」と提携。

20年以上の取引の中で事故は無かったと記憶しています。

 

レザーのクリーニングと同時にボタンやほつれなど一緒にチェックし保管してほしい方

 

yuccaのレザーお預かり&クリーニングサービス

 

株式会社ユッカのシーズンオフのお預かりサービス「レザ―クラブ」

 

yuccaはレザーウエアを専門に扱い、大手有名百貨店と業務提携している会社です。

30年以上レザーだけを扱っていますので、メンテナンスなども安心。

 

【内容】

商品の全体をチェック

ボタン取れ、ゆるみ等をメンテナンス

ほつれをメンテナンス

希望の方はクリーニング出し

希望の方は色掛け出し

 

シーズンオフ(最低3ヶ月~)預けると秋に安心して着用できる、そんなサービスです。

レザーウエアならブランドに限らず承ります

現在ホームページのお預かりサービスのページはリニューアル中です。

ご質問などはこちらからお気軽にお問合せください。

yuccatokyo@gmail.com

 

 

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