全国の大手百貨店でオリジナルブランド『nobstyle』を展開中。
レザーマイスターとして全国の百貨店出向きお客様にご紹介しています。
ショップチャンネルにも出演。
[レザーの商品開発][レザー専門の営業から販売]両方の業務に30年以上携わっている人はいないので知識や経験においては日本でもトップクラスだと思います。
そんな私がラムレザーの豆知識やメンテナンス、お客様のお悩みについても書いていきいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
【このブログは】
- ラムレザージャケットに興味がある人
- ラムレザージャケットにはどんな種類があるのか知りたい人
- どんなラムレザージャケットが自分には似合うのか迷っている人
に向けて書いています。
【ラムレザー】
だからと言って特別ではありません。
生地のジャケットと同じように
- テーラードジャケット
- ノーカラージャケット
- ライダースジャケット
- ステンカラージャケット
- スタンドカラージャケット
- ロングテールジャケット
など様々な種類があるのです。
このブログを読めばラムレザージャケットを
探したくなること間違いありません。
ぜひお店で見ている気分で読み進めてくださいね
ここでは大人のレザージャケットに軸足を置いて解説していきたいと思います。
ラムレザーのレディースジャケット!種類別に適した体形や着こなしを解説
このブログでは
- ラムレザーのジャケット(レディース)にはどんな種類があるか
- その種類に対してどんなタイプの人が似合うか
- バランスの良いコーディネート
等を具体的に書いています。
レザージャケット選びを悩んでいる人はこれを読めばなんとなくイメージが涌くはずです。
あくまでも30年余りの経験上の私のデータです
商品も星の数ほどありますのでパターンの
取り方、カラー、着丈などにより当てはまらない
場合もあります。
ひとつの目安にしてくださいね。
①レザージャケットの種類 『テーラードジャケット』
yuccaより写真引用
テーラードのジャケット
定番です。
レザー素材でテーラードになると少しかたい雰囲気になります。
お洋服全体がカジュアルで柔らかい感じになっているので少々合わせにくいアイテムです。
コンサバでクール感(定番でさわやかな感じ)のあるコーディネートにはバッチリです。
例えば
①(ブラウス・カットソー)+(タイトスカート・セミフレア・ロングスカート・パンツ)
※以下コーディネート参考写真はAmazonから引用
トップスはジャケットより長くならない丈。
チュニックとは相性は良くありません。
②定番のワンピース
テーラードジャケットの似合うタイプ
- 身長が158cm以上(目安です)
- 体の厚みが薄めの方
- 肩幅がそれなりにある方
それぞれの理由
1⇒背丈(首のグリグリからウエスト)が短いとウエスト位置が合わずきれいに着られない
2⇒胸にボリュームがあると衿が割れてしまう
3⇒肩がはまると着映えする
テーラードジャケットが難しいタイプ
- 胸にボリュームのある方
- 小柄で背丈(首の付け根のグリグリからウエストまでの距離)の短い方
- なで肩の方
- チュニックをよく着る方
それぞれの理由
1⇒衿が割れてしまう
2⇒前身頃や後ろ身頃が浮いてしまいおさまりが悪くなる場合がある。
3⇒肩パットがないと肩線が浮きやすい
4⇒テーラードジャケットは着丈が比較的長いのでバランスが悪くなる
②レザージャケットの種類 『ノーカラージャケット』
yuccaより写真引用
ノーカラージャケットは万能
ここ数年はノーカラージャケットが主流です。
カーディガン感覚で羽織ることができ、襟元もインナーの襟とケンカしないので最も合わせやすいジャケットです。
カジュアルにもキレイ目の服装の両方に使えます。
チュニック・ワンピース・ガウチョやロングスカートなどのボリュームのあるボトムスなどなんにでも合わせることができます。
季節の幅も広い。
テーラードジャケットのところで上げた商品はすべてコーディネート可能です。
チュニックとはバツグンに相性がいい。
ノーカラージャケット 身長の高い方は着丈がポイント
ノーカラージャケットはコンパクトに着用するイメージなので比較的着丈が短い商品が多い。
身長が高い方の注意点
⇒バランスを見る必要があります。着丈よりジャケットとご自身のウエスト位置が合っているかを確認。
ノーカラーは首のシワが気になる?
ノーカラーは時々首のシワが気になるという質問を時々いただきます
しかし心配はいりません。
首のシワが気になっている方はほとんどの方が衿のあるインナー(ハイネックや襟付き)を着ているのでカバーできています。
ジャケットは襟付きよりもノーカラーの方が衿同士がケンカをしないため合わせやすい。
このようなラムウールのストールを巻いても素敵です。
できれば質感がいいとより上品さがアップ
流行のないものは上質なものを選べるといいですね。
ノーカラージャケットの優れている点
「襟がない」ということは1着のジャケットがインナーやストールなどによって雰囲気を変化させることができる。
1着のジャケットだがいつも着ている感じが無い。
カーディガンと同じなのでコート下に着ることもできるんです。
yuccaより写真引用
③レザージャケットの種類 【ライダースジャケット】
yuccaより写真引用
ライダースジャケットはこの数年、人気が高まっています。
襟はダブルのタイプ、シングルのタイプと様々です
若い方中心のトレンドでしたが今は年齢層の幅が広がっています。
大人の着こなしを実現するなら素材の上質なもの、体型に合ったパターンを選ぶことがポイントです。
【素材選び】
若い方々が選ぶ素材を大人の方が着るとどうしてもチープに見えたり若作り感が否めません。
素材の良さは品の良さに繋がります
できるだけ上質な素材を選ぶことがポイントです。
【パターン】
立体パターンを選びましょう。
若い方向けのパターンはかなり細く作られています。
寸法やサイズは着られるはずなのに二の腕や背中がなんとなくきつい。
これは完全にパターンが原因。
合っていないのです。
立体パターン=細く見えるのに包まれるような着心地
たとえばJHA-JHA(ジャジャ)のようなパターンがおすすめです。
美しくカラダに合ったパターンだとむしろ細見えするのです。
ライダースジャケットが似合うタイプ
スポーティな感じの方
写真のようなダブルの場合は衿に存在感があるので骨格がしっかりしていたり、身長がある方の方が着こなせます
ライダースジャケットはすこし厳しい方
小柄で細い方⇒ハード目なレザーに負けてしまうこともあります。
普段コンサバな服装をされる方⇒テイストが離れてしまうので選ぶならば明るい色等に。
yuccaより写真引用
スポーティに合わせてもいいのですが、優しい雰囲気のワンピースやボトムスと合わせるとハードになり過ぎず甘辛でおしゃれに着こなせます。
④レザージャケットの種類 【スタンドカラージャケット】
yuccaより写真引用
立ち襟になっているジャケットです。
スタンドカラーはスポーティな雰囲気ですが、素材が上質だとキレイ目なワンピースにも羽織れます。
スタンドカラージャケットの似合うタイプ
どちらかと言えばスポーティな感じの人
- 首の長さが普通から短めの人
- ショートヘアの人
- パンツが多い人
- スカートが長めの人
それぞれの理由
1⇒すっきりと見える
2⇒髪の毛が襟を邪魔しない
3⇒スポーティなラインと相性がいい
4⇒ショート丈が多いのでボトムスにボリュームがあるとバランスがいい
スタンドカラージャケットが厳しい感じの人(襟の高さが低いデザイン)
柔らかい女性らしい雰囲気の人⇒スポーティなのでジャケットに負けてしまう場合があります。明るい優しい色にするとハード感が中和されます。
首の長い人⇒首回りが寂しく見えてしまうのでタートルネックなどと合わせるとカバーできます。
バストがある人⇒バストがあると女性らしさがでるのでシャープなデザインはバランスを確認してください。
yuccaより写真引用
⑤レザージャケットの種類【ステンカラージャケット】
最近少し少なくなってきたステンカラージャケット
定番です。
丈が長い場合はパンツスタイルと相性がいいです。
丈が短いとボリュームのあるボトムスとのバランスがいい。
チュニックには合わせにくいのでおすすめしません。
こちらの写真のようにインナーに襟付きを合わせてしまうと衿同士がケンカするので、襟のないすっきりとしたものか、タートルネックと合わせるといいと思います。
⑥レザージャケットの種類【ロングテールジャケット(後ろの着丈が長い)】
ここ最近の流行です。
前が少し短めで後ろが長い。
Aライン気味でゆったりとしたシルエットが主流です。
この写真だとわかりにくいのですが、後ろの丈が長くなっています。
yuccaより写真引用
比較的身長があり、肉付きのいい方の方が着映えします。
太めのパンツ、ガウチョなどボリュームのあるボトムスを合わせるとおしゃれ感が上がります。
細い方はジャケットが遊んでしまうので、小さ目なサイズを選んでください。
レザージャケットの種類のまとめ
レザー素材は特別なものと考えてしまいがちですが、結構いろいろなデザインがあるのです。
大まかに上げただけでもこのぐらいの種類があります。
着丈・カラーなどバリエーションも豊富。
レザーマイスターの私としては
「レザージャケットの似合わない人はいない」
そう断言できます。
しかし
「わたしはレザーに合わないから」
とおっしゃる方も多い
- レザーにも色々な種類があるのをご存知ない
- 食わず嫌い
- 先入観
- なにをどう選んでいいかわからない
こんなところに原因がありそうです。
似合うレザージャケットに出会うためのポイント2つ
ポイント1【なにしろ試着】
レザーだからといって気後れせず、いろいろと試着してみる。
試着経験がないと素材やパターンの優劣がわからないからです。
前のデザインだけでなく、バックスタイルが美しいかどうかも確認。
街中見ているとパックスタイルをチェックせずに購入している方が結構いるなというのが常日頃私が感じていることです。
バックスタイル、大事。
ピタっとはまったら心動きますよ。
ポイント2【プロの販売スタッフと出会う】
わたくしnobsmileに出あう(^^;
この2択です笑
私、というのは冗談として、専門性のある人、似合うかそうでもないかをちゃんと判断してくれる人、なにかあったらメーカーに相談できる窓口があること、などを見定めて信用できる人から購入するといいと思います。
レザーは長く着るもの。
売っておしまい、という感覚のメーカーや知識の浅いスタッフだと何かあった時困っちゃいますもんね。
良いレザージャケットに出会えたら便利だし満足感も違います。
少しだけでいいのでこれまでよりレザーに一歩近寄ってくれたら嬉しいです。
【おまけ】ラムレザージャケットを更にスッキリ着こなすお助けアイテム
色々書いてきましたが、やっぱりレザージャケットはスッキリ着こなしたい。
でもお腹周りやお尻が気になりどうしても体型カバーの洋服を選んでしまうんですよね。
ダイエットやトレーニングはなかなか続かないのでそんな時はこれを履いておくとかなり印象が変わります。
口コミ4.44
補正下着って何万円もしてなかなか手が出ませんよね、失敗するの怖いし・・・
これなら3000円ちょっとで変えるので気軽に購入できます。
ちなみにガードルはヒップや腿のところにラインが出やすいけれどこれならその心配もありません。
ファッション的にもレギンスは若々しく見えるので上手に取り入れてみてください。
パンツの下でもレギンスとしても使えて万能です。